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July 26, 2005

闘猫伝説 HARD PUNCHER モン吉 第7話

(いまさらですが)この物語はフィクションです。が、実在する人名、動物名と多少関係がないでもありません。

第7話 プレリュードの名は戦慄

hpm7-1今度こそモン吉のデビュー戦の相手が決まった。その名はチン・チロリン。中華系のような名前だが、一応、中東系である。
これまでの成績は15勝4敗1引き分け。実力はあるが運に恵まれなかったボクサーである。
・・・・・そして、その日が来た。

hpm7-2ゴングと同時に、モン吉の左フックがチロリンを捕らえた。機先を制されたチロリンは、そのままモン吉の連打の餌食となった。
(おかしい。こんなはずでは・・・)
動揺するチロリン。彼が弱かったわけではない。モン吉が強すぎたのだ。

hpm7-3「・・・・スリー、フォー」
気がつくとチロリンは、仰向けになってカウントを数えられていた。
立たなければ。そう自分に言い聞かせるが、体に力が入らない。
(負けるのか・・・・) 
その時チロリンの脳裏を家族の姿がよぎった。

nyanko-2「あなた、がんばって」
「パパ、負けちゃやだよ」
もやのかかった頭の中で、妻子がそう励ます声を、チロリンは聞いた。
(そう、おれは負けるわけにはいかない。あいつらのためにも)
チロリンは死力を振り絞り、もう一度モン吉の前に立ちはだかった。

hpm7-2が、結果は同じだった。
モン吉のラッシュの前に、成す術もないチロリン。
そして、彼は今度こそ立ち上がることはできなかった。

試合終了を告げるゴングの音が、高らかに響き渡る。


hpm7-4が、会場は水を打ったように静まり返っていた。
「お、恐るべし。モン吉・・・・」
誰もがその凄惨なファイトに、息を飲まれてしまっていた。
それは「モン吉」の名が世間に知らしめられた、最初の瞬間であった。


                    つづく


全然関係ないはなしで恐縮ですが、さきほど近所の沖合いを台風さんが通り過ぎてゆかれました。これから進路に当たられる方、どうぞお気をつけください。

hpm7-oオマケ
百科事典の前で、ガラにもなくマジメぶるモン吉。
「なんでも聞いてくれたまえ」

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Comments

まいど。
他の記事では先を越されるがモン吉
記事だけは一番乗りな、デンジャー
まさとしでございます。
>チン・チロリン
他の挑戦者名もこうする気ですか?(笑)。
2コマ目と5コマ目は同じですがわざわざ分けるのもしんどいでしょうね。なかなかいい感じ。
>オマケ
悪いが似合わない・・・・。これは蛇足ですね。
ではでは。

Posted by: まさとし | July 28, 2005 at 10:03 PM

>モン吉
記事だけは一番乗りな、
ありがとうございます。ぼちぼち飽きられてるな・・・・という感じもいたします。
>2コマ目と5コマ目は同じですが
本当は違う絵を貼りたかったんですが、暑いせいか、役者がなかなか演技をしてくれず・・・・
トホホ
>悪いが似合わない・・・・
まあこいつは顔が野獣系ですから。その辺のミスマッチを楽しんでいただければと。

Posted by: SGA屋伍一 | July 29, 2005 at 09:39 PM

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