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March 16, 2005

いまごろ大河ドラマ『新選組!』を振り返ってみようのコーナー⑨

先週『義経』を観てたんですね。そしたらお笑い系の方が山賊の役で出てきて、主人公の心意気に惚れて仲間になるんですよ。で、その回で主人公は初めて人を切ってちょっとブルーになったりするんですが・・・ アレ? オレいま『義経』観てるんだよな? と、軽い幻惑感に襲われた次第です。
さて、9回目行きます。

#41 傷だらけの軍師
色々失敗が続き、隊の中にいづらくなった武田観柳斎。隊内の揉め事を収めようとして、さらに失敗を重ねてしまう。やぶれかぶれになった彼は、伊東や薩摩に助力を請うが・・・・・・
いやあ、おべっか使いで、口だけ君で、ホ○の疑いすら観柳斎の死を、こうも哀切にもってくるとは。三谷さんのダメ人間に対する愛情がよくわかる回です。このドラマは英雄・豪傑が目白押しですけど、本来の三谷作品はどちらかと言えば観柳斎みたいなキャラのほうが主流ですから。
このころから汚れ役を一気に引き受けているのは大石鍬次郎くん。史実でもぶち切れた危ない奴だったらしいです。ただ、黒鉄ヒロシ先生は「あまり頭はよくなかったようだ」と評しておられますね。
冒頭の「かっちゃーん!」「南ー!(違)」のギャグについては、恐らく映画『笑いの大学』の中で解説があると思います。最後の最後で優香ちゃん再登場。
この回の使える英単語:伊東カッシーの「プリーズ ゴー ホーム」

#42 竜馬が逝く
そろそろ竜馬が邪魔になってきた岩倉&薩摩勢は、彼を始末する腹を決める。実行犯として白羽の矢が立てられたのは、見廻組のリーダー・佐々木只三郎だった。
第1回から物語をひっぱってきた竜馬の最期が描かれます。通例のようにドラマチックにもりあげるのではなく、当日の「その時」までをドキュメンタリー調で淡々と追う方式。こういうのも胃がシクシクきます。
諸説ある竜馬暗殺犯には佐々木さまが選ばれました。この回の裏メインは彼です。「○○先生ですか?」と油断させて、間髪入れずに斬る。さしずめ必殺「おうかがい☆ティーチャー」とでも申しましょうか。
斎藤を竜馬が「以蔵に似とるとは思わんか?」と言うシーンがあります。わたしもずっと思ってました。というのは、以前三谷さんがてがけた『竜馬におまかせ』で反町隆史演じる岡田以蔵が、ちょうどこんなキャラだったんです。薄汚れた風体の二枚目で、近寄りがたい空気を漂わせつつも、仲間を思う気持ちは人一倍熱い。岡田くんは非業の死を遂げましたが、斎藤くんにはこのあとも波乱の人生が待っています。
この回の重要アイテム:捨助が持ってった鎖帷子

#43 プロジェクト・エックスキュージョン
勤皇派の会議でつまはじきにされた伊東甲子太郎。大久保利通は信用が欲しければ近藤を斬れと唆す。勇の決死の説得で悲劇はさけられたかに見えたが、本当の悲劇はその先に待っていた。
「わし胡散臭いやつ大好き♪」といっていたくせに、岩倉卿冷たいですね。そういうあんたが一番胡散臭いよ!
伊東さんも願わくばイヤミなまま退場してほしかった・・・ 「いいひと」になってしまったからこそ、その死がつらくなるわけで。乱暴者ばかりだった芹沢派と違い、伊東派には篠原泰之進、服部武雄など優秀な人材がそろっていたようです。ただのイヤミではなかったんでしょうね。
そして藤堂平助。考えてみれば、冒頭からなにかとスルーされることの多かった彼。何度も逃げろと言われてるのに、その度にひょうたんみたいな口をして立ち向かっていったのは、平助の命をかけた存在証明だったのでしょう。「あいつが逃げるわけないでしょう!」と叫ぶ沖田。子供だ子供だと言われていましたが、ようやく人の気持ちがわかるようになったころには既に・・・というのも切ないですね。
この回の重要アイテム:カッシーの死体

え~、終わりもボチボチ見えてきたので今日はこの辺で・・・(コラアアアア!!)

おまけ 高野さまのとこでやったネタの再録 「もし『新選組!』の面々が七曲署の刑事だったら」
近藤:ボス  土方:ダンディ  沖田:キッド  山南:インテリ
原田:ファンキー  永倉:アニキ   斎藤:キラー  平助:ソーリー
島田:ファイト  松原:ヤマアラシ  河合:カシオ  山崎:ルパン  観柳斎:メガッパ
芹沢:ワイルド  伊東:ハンサム      源さん:源さん


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Comments

なんか、ここまで来ると終わってほしくない気分ですねぇ。もっとゆっくりやって……。
それにしてもこの記憶力には恐れ入ります。なりたいと思っても絶対に記憶喪失にはなれないでしょう! 太鼓判押します!!

私にとって岡田以蔵は大河ドラマ「花神」(だったと思うけど)に登場した萩原健一がイメージキャラクターです。キレるという点ではまさしくって感じでしょうかねぇ。

>「かっちゃーん!」「南ー!(違)」
私は断然「たっちゃん」派(まあ、普通誰でもそうでしょうが)です。
「笑いの大学」見たけど、解説って何?

あんまり関係ないけど、京都に行ってきたこと書いたので、トラックバックします。

Posted by: kakakai | March 16, 2005 at 10:42 PM

返事遅れてすいません。お褒めにあずかり恐縮です。
>萩原健一
そうだったのか・・・ わたしの中の岡田くんはもうちょっと細面かな。 「傷だらけの軍師」とかぶった(笑)

>解説
「抱き合う貫一とお宮。そこへやってくる警官。パッと離れる二人(繰り返し)・・・・これを『ルーティンのギャグ』と言います」なんてセリフなかったでしょうか。自分が観たのは舞台版でしたが。

>あんまり関係ないけど
いやいや、ちょうど油小路のとこだったから、「なんてタイムリー!」と思っちゃいましたよ。こちらからもTB送らせて頂きます。

Posted by: SGA屋伍一  | March 18, 2005 at 07:44 AM

このコーナーを読んでいて、どうしても映像が見たくてたまらなくなり、とうとう、Amazonでクリックしてしまいました。DVD第壱集。連休中なんでとりあえずまだキャンセルは可能ですが、たぶんしないと思う。おそらく第弐集もスペシャルも購入することになるだろうと思われる。かなりの出費である。どうしてくれよう。

買うのはおまえの勝手じゃ。

そ、そのとおり。……失礼。

Posted by: kakakai | March 19, 2005 at 05:00 PM

>このコーナーを読んでいて
う。ではその出費にはわたくしにも多少の責任があるかしら? 申し訳ありましぇん。
実は自分、未だにDVDデッキというものを持っていません。だけど最近はもうほとんど「セルビデオ」ってもんが発売されないようですね。そろそろ自分も踏ん切りをつけねばならないようです。

Posted by: SGA屋伍一  | March 19, 2005 at 09:52 PM

HDDビデオデッキはいいですよ~♪
HDDだからいくら録ってもテープは増えないし、すぐに中身が探せるし♪←悪魔の囁き
DVDデッキ、ゲームをする人ならPSとかでもいいですが、やっぱり今なら単独で買うよりはHDDデッキにしちゃった方がいいですね。
但し、2010年の地上デジタル放送一本化と、次世代DVDの規格抗争も見逃せない…
ただもう、テープは高くなるばっかりで。PS以前のスーファミのROMカセットみたいです。
DVDにしたところで、ケースがでかいので、実はビデオの頃とそんなにスペースは変わらない気がしますが。私はあの大きなケースではなくCDサイズのケース(ジュエルサイズ)の方が好きなのですが、マイナーですね。

Posted by: 高野正宗 | March 20, 2005 at 01:24 PM

解説ありがとうございます。でもよくわかりません(涙)
HDDというのはDVDデッキの一方式なんですよね? ただ録画機能の付いてるのはまだまだ値段がはりそうだし、各社の方式の違いもよくわからないので、とりあえず再生専用でいいかなと。
「おれ機械、苦手なんだよ」(BYメカ沢)

Posted by: SGA屋伍一  | March 20, 2005 at 09:26 PM

どうも。ええと補足です。
HDDビデオデッキというのは、パソコン同様にハードディスクにどんどん番組を録画します。だからソフトが要らない。何を録画したかも一発でわかるし、DVDに焼くこともできます(尤も、最近はDVDソフトが安いし、TV放映された映画をCFを一生懸命削除して焼く必要もないので、ほとんどは映画以外の番組のDVD化でしょうね)。
ビデオデッキと繋げば、これまでのテープをDVDに焼くこともできます。
もちろん、普通のDVDも再生できます。
今8万円ぐらいでしょうか。
決心してしまえば便利です。

Posted by: 高野正宗 | March 20, 2005 at 10:51 PM

>決心してしまえば便利です
その決心が・・・・・(笑) つくづく煮え切らない性分だ。
じつは今日購入してきました。ヴィデオデッキとDVD再生専用がくっついたやつ(二万円)。「バカだなあ」とお思いでしょう。はい、バカです。
たしかに早送り・巻き戻し・その他色々面倒だとは前から思ってたんですが、HDD?に入れたら安心して二度と観なくなるような気がして。ここは「人生、ビデオを録る時間はあっても、観るヒマはなし!」という島本和彦先生の言葉に抵抗するために、上記のような選択をいたした次第です。

Posted by: SGA屋伍一  | March 21, 2005 at 08:56 PM

>「人生、ビデオを録る時間はあっても、観るヒマはなし!」
「新選組!」のDVDなぜ買わなかったかというと、買っても見る自信がなかったからです。だとしたら宝の持ち腐れかと。この言葉身にしみるなあ。私の場合暇はあるんだけど……。

Posted by: kakakai | March 21, 2005 at 09:53 PM

たしかに45分×49回は、えーと・・・
あ、とにかく膨大な量ですね(汗)
最初からでなくとも、気に入ったとこからぽつぽつ観ていかれればいいんじゃないでしょうか。終盤なんかかえって見返すの辛いかもしれませんね。

わたしもこれから「完全限定生産」の言葉につられて買ってしまった『ガンバの冒険』BOXをがんばって観ますです。

Posted by: SGA屋伍一 | March 21, 2005 at 11:22 PM

ああっ「組!」…頑張って観なくっちゃ。
何故なら!あまじょんでは、もし不良品があっても交換は到着後30日以内なのですよ!あと半月しかない!!
とにかく、早回ししながらでもざーっと…←オトナ買いするとこういうことが毎回起こる

Posted by: 高野正宗 | March 22, 2005 at 06:18 PM

フレー フレー タ・カ・ノ!

『ガンバ』に不良箇所がないことを祈ろう
買ったの三年前だし

Posted by: SGA屋伍一  | March 23, 2005 at 07:07 PM

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