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March 27, 2005

いまごろ大河ドラマ『新選組!』を振り返ってみようのコーナー⑩

あだだ、また歩くタコのダメージが・・・(二つ下の項をご覧ください。秦太さま、どうも)
「次も猫がらみ」と書きましたけど、先にこっちを。二月中に終える予定だったのが四月にずれ込みそうです。・・・・・・ごめんよ、かあさん。どうせオイラはダメな息子さ! 
では気を取り直して10回目いきます。

#44 戦争か平和
薩長同盟成立以降、日増しに勢力を蓄えていく反幕府勢力。対決はもはや避けられない。新選組もまた、その荒波に呑み込まれて行くのであった。その最中、局長をつけねらう一つの影が・・・
冒頭で和平論をとうとうと述べる近藤勇に違和感ありまくりです。ただある資料によりますと、近藤くんはそれなりに弁も立つ一面もあったとか。・・・ホントかな。
上のその場しのぎの采配で、あちらこちらへ回される新選組。中間管理職の悲哀を感じさせます。隊の呼称の存続すら危うい状況に、「名前残したい」という魁くん。自分の名前がチョコチョコ変っているだけに、この名称にはこだわりたかったのかも。今気がついたけど、「カイ・シマダ」と「カイ・シデン」は結構似て・・・ないか。
「うちはただあの人にそばにおってほしかったんよ」維新の英雄を愛した女性の、悲しい一言です。で、おりょうさんのこの後の人生は『竜馬の妻と、その夫と愛人』で語られるわけですか。わたしは未見ですが、ゼンザイ先生によりますと「あんましオモロない」とのこと。
この回の重要アイテム:竜馬の形見?の短銃
              山とつまれた朝鮮人参。沖田と優香二世、ラブコメ進行中

#45 とばくじみた戦い
凶弾にたおれたアンドレ、じゃなくて近藤。茫然自失となるオスカル、じゃなくて土方。フランス革命、じゃなくて鳥羽伏見の戦いがまさに始まるというその時に、役に立たない局長・副長。だが、新選組にはまだあの男が、「ホトケの源さん」がいた! 今、源さんの命をかけた最後のスーパーファイトが始まる。
考えてみりゃ源さんって凄い人です。それまでのほほん、と庭師などやってたおじさんが、道場主の都合でいきなりマジのチャンバラやらされるはめになったというのに、それでも十二分な働きをしてしまわれるのですから。番組では描かれませんでしたが、この鳥羽伏見の戦いでもゲリラ戦でけっこうな働きをされてるんですよね。
ラストカットは、まあそりゃあコテコテでしたけど、わたしは泣きましたよ。こういう現実離れした演出、三谷作品には珍しいですね。その前のマトリックスみたいなCGは本人の意思じゃなかったみたいですが。
他に印象的だったのはジリ貧の状況だというのに、「ひゃっほう」とはしゃいでいる若いやつら。火花とか見ると、ついつい血が騒いじゃうんでしょうか。でもそのお祭り騒ぎも長くは続かず・・・・・・
大切な仲間をまた一人失い、獅子奮迅の活躍を見せる斎藤。誰か気づいてやってくれ(涙)
この回の最強アイテム:泣く子も黙る「にしきのみはた」
初出時のタイトルは「錦旗ギラギラ夕日が沈む」というものでしたが、高野さまが上記の方がいいとおっしゃるので。

#46 そうだ 京都出よう
鳥羽伏見の敗戦が決定的となり、文字通り石を投げられるようにして京を出る新選組。海路で江戸へ向かうが、果たして幕府に起死回生のチャンスは残されているのか。
まずアヴァン・タイトルで大体済まされてしまう佐々木様の最後に涙。ほとんどセリフのなかった小西美帆さんの臨終にも涙。そして「うまれながらの監察役」山崎蒸の死にも涙。「山崎がはじめて人の頼みを断わった・・・」
最近はその存在すら疑問視されていた山ちゃん。この回の放送直前に日記が発見されたというニュースに、不思議な符号を感じました。
八木家のみなさんも久しぶりに登場。「あのひとたち、なにか悪いことしたん?」それなりに色々やってます。
「一緒に帰るか?」「ウン!」捨助、おめえってやつは・・・ 例の羽織をようやく着られてとても嬉しそうでした。
落日が目に見えてはっきりしてきたこの回でも、ギャグを忘れない三谷魂。艦長なのに置いていかれてしまう榎本武揚(笑) 明らかに浮いていた、山本耕史演じる田中邦衛。女性ファンはひいたろうけど、わたしは両手を上げて「ブラボー! コージ!」と叫びたいですね。あ、彼の名前「こうじ」でいいんですよね?
この回の重要アイテム:オートクチュ-ル特製(推定) 榎本さんの海軍制服

高野正宗さま、Kakakaiさま(お二人とも、いつもコメントありがとうございます)がそろってDVD-BOXを購入され、そろそろ細部のミスが明らかになるんではないかと、ビクビクしております。まあ、間違いなんざいつものこってすが(開きなおんな)。
さて、全話レビューも残りあと1回。気を引き締めていきたいと思います。それでは最後にもう一ネタ(再録)。

屯所跡地にて
「薩長のやつらに見られたくないものも色々あるんでな」
「なんだこれ? 『豊玉宗匠傑作選』?」
「よせ! 見るんじゃない!」

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Comments

どうもです。
DVD-BOX、買ってすぐに「お花畑」と特典だけ見て、昨日やっと1~8話。
いやー何かもうね、平和。その一言。若い。よかったなあの頃は。あの頃の方が何か斎藤もよかったぞ。
うん。鴨さんあってのあの番組だった(オイオイ)とか。
次回、「お花畑」同様、本放送一回しか見ていないEpi9「すべてはこの手紙」から見ます。

>#44 戦争か平和
冒頭で和平論をとうとうと述べる近藤勇に違和感ありまくりです。ただある資料によりますと、近藤くんはそれなりに弁も立つ一面もあったとか。・・・ホントかな。

これね、相方も違和感アリアリ私もアリアリ。何だ結局アリアリじゃん(笑)
何かやっぱりいい人すぎますわ…

>「うちはただあの人にそばにおってほしかったんよ」維新の英雄を愛した女性の、悲しい一言です。
そうです。女性にはこれに尽きます。
恋人が死んだ後どう評価されようとかんけーありません。
>山とつまれた朝鮮人参。
ああ、もう斎藤崩壊もここまできていたか。
本当にこのレビューも終わりですね。さびしいです。

>#45 とばくじみた戦い
凶弾にたおれたアンドレ、じゃなくて近藤。茫然自失となるオスカル、じゃなくて土方。
うまい。やっぱりこれですね(笑)
源さん、本当に強かったんですよね。
永倉の「源さんはもうしょうがないとして」発言はヒドイ!源さんだって「しょうがないんですか…。」と珍しくトホホしてました。(この回じゃなくて周平が脱走する回)

>大切な仲間をまた一人失い、獅子奮迅の活躍を見せる斎藤。誰か気づいてやってくれ(涙)
うん、これに誰も気づいていなかったということは、SGA851様が最初にご指摘なさったんですよね。
>この回の最強アイテム:泣く子も黙る「にしきのみはた」
初出時のタイトルは「錦旗ギラギラ夕日が沈む」というものでしたが、高野さまが上記の方がいいとおっしゃるので。
本当にもう。これは。腹が。捻転。

>#46 そうだ 京都出よう
う…うますぎだっ。商標登録だっ。国宝だっ。
>八木家のみなさんも久しぶりに登場。「あのひとたち、なにか悪いことしたん?」それなりに色々やってます。
相方「…いっぱいしたじゃん?」高野「うん。」

>あ、彼の名前「こうじ」でいいんですよね?
そうです。
>オートクチュ-ル特製(推定) 榎本さんの海軍制服
結局、あんなに長い伏線だったのに土方の洋装の出所は明らかにならず。
北方版では、フランス陸軍から手に入れたことになってました。

>高野正宗さま、Kakakaiさま(お二人とも、いつもコメントありがとうございます)
いやいやもう別に。今は見直してただただ懐かしく、当時気づかなかったギャグも相方共々笑ってます。
しかし後半本当に辛いだろうなあ…来月の第弐集。

>「薩長のやつらに見られたくないものも色々あるんでな」
為次郎(あ、これじゃ壬生を出る時だ)「何やあこれ」手にしているのは斎藤一述・土方歳三著『拷問しちゃうぞv秘密まにゅある』
…すいませんつまんないです。

Posted by: 高野正宗 | March 28, 2005 at 10:42 PM

あら~ また丁寧にありがとうございます。
>いやー何かもうね、平和
そうですね。14話以降と比べると、初期のころのなんとほのぼのしていること(たまに血は流れますけど)

>「うちはただあの人にそばにおってほしかったんよ」維新の英雄を愛した女性の、悲しい一言です
『新選組!』女性陣の多くは、その後もけっこうたくましく、しぶとく(失礼)生き続けますよね。それがまた悲しい・・・と言えるのかな。

>北方版では、フランス陸軍から手に入れたことになってました
おフランスが幕府に好意的だったことを考えると、それが自然ですかね。トガちゃんの二作品ではずいぶん設定の違うポール・ブリュネを思い出しました。

>…すいませんつまんないです
いやいや、面白いですよ。
「第1章石抱き、第2章海老攻め、第3章吊るし攻め・・・」
怖い考えになってしまった・・・

Posted by: SGA屋伍一 | March 29, 2005 at 10:21 PM

高野様のように面白いコメントがかけません。ヒロシです。
スペシャルも届きましたが、まだ見てません。
特典の座談会かなり面白そうです。
「新選組!スペシャル」が来たー━━━(゜∀゜)━━━ !!(魚編に虎と書いて鯱と読む!さんのブログ)http://plaza.rakuten.co.jp/grampus8/diary/?ctgy=2にネタが書いてありますが、まだ見てないから読んでません。
完全版も律儀に順番に見てるのでまだ第4回です。
4月になったら、このシリーズも終わってしまうんですね。
寂しすぎます。
また、来ます。

Posted by: kakakai | March 30, 2005 at 12:30 AM

春なのに お別れですか
春なのに 鼻水こぼれます

>高野様のように面白いコメントがかけません。
いやいやいや。Kakakaiさまのまじめ~なコメントもまた、それがしには大変ありがたいものなのですよ(調子いいなあ、おれ)

座談会のネタばれ読んだとです。年末の30分ヴァージョンも見たかとすけど、まだけっこうカットしたとこがあったとですね。香取慎吾はけっこうひどかヤツみたかとです(方言あやしかとです)。

>4月になったら、このシリーズも終わってしまうんですね。寂しすぎます。
う~ん。全話レビュー終ったら今度は各キャラ一人一人に焦点をあてた「列伝」でもやりますか?
「未練がましい」という声も聞こえてきそうですが。つーか、自分もいい加減社交辞令ってもんをわかるようにならなきゃ(笑) 

Posted by: SGA屋伍一 | March 30, 2005 at 10:19 PM

列伝?
ふっふっふ、こいつは春から縁起がいいわえ。

Posted by: 高野正宗 | March 30, 2005 at 11:07 PM

↑同感です。

Posted by: kakakai | March 31, 2005 at 12:06 AM

こ、これはやった方がいいのかな?
つーか、やってもいいのかな?

かなかな・・・・ まだヒグラシが鳴くには早い季節ですけど。

Posted by: SGA屋伍一 | March 31, 2005 at 07:51 AM

皆さんのように通ではございませんが、ちょっとだけ・・・

>#45
>ラストカットは、まあそりゃあコテコテでしたけど、わたしは泣きましたよ
私も号泣してました。慎吾ちゃんの顔芸に、始めて感動させられた瞬間でもありましたわ。
>マトリックスみたいなCG
あれは笑いましたよね。そりゃないやろ、って感じ。
でもその後のオダギリジョーに感動していたので、救われておりました。

>#46
>山本耕史演じる田中邦衛。女性ファンはひいたろうけど
いえいえ、ひきませんでした(笑) 『きゃあ~、かっわいい~』って感じでしたよ。

>列伝?
楽しみにしております(笑)

リンクのお話、ありがとうございました。
こちらからも、早速貼らして頂きましたので、よろしくお願いいたします♪

Posted by: ハル | March 31, 2005 at 06:20 PM

列伝、待ってるよv(byだぐば)
総集編DVD-BOX、届いたのですがまだ見てません。
第壱集のエラーチェック(世知辛いなあ(笑))、何とか早回しの連続で3巻まで来ました。
うーん。ゆっくり見たい。でも諸所で笑えました。
今更ながら清河に思いを馳せたり。
近藤が「同じ匂いがする」から彼を逃がしたいと言うあたり、脚本家は藤沢周平『回天の門』もちゃんとチェックしていたと見ました。

Posted by: 高野正宗 | April 01, 2005 at 07:53 PM

ここのところ更新が滞ってます。SGAです。

>ハルさま
リンク許可ありがとうございました。こちらからお願いしていたのに、遅くなりすいません。よろしくお願いいたしますです。
>慎吾ちゃんの顔芸
ハーモニカやらなにやらをパクッと口にいれてしまうあれが有名ですね。近藤勇に選ばれたのもこれが決めてだったとか。

>高野正宗さま
>今更ながら清河に思いを馳せたり
わざわざ近藤のところに来て
「それを言いに?」
「それを言いに」
さもないシーンですが、なんか気に入ってます。
>近藤が「同じ匂いがする」から
そんなセリフもありましたね~ 司馬遼太郎の「奇妙なり八郎」や『雲竜奔馬』では高飛車な清河氏ですが、この作品ではひたむきなキャラでした。『竜馬におまかせ』ではつまんないこと企んでは、みんなに迷惑をかけておりました。

Posted by: SGA屋伍一 | April 01, 2005 at 08:13 PM

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