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March 01, 2005

ジェイソン(・ボーン)は生きていた! ダグ・リーマン 『ボーン・アイデンティティー』

アクション映画連続企画第2弾は、現在続編が好評公開中の、この作品。たしか公開されたのは、今から二年前くらいだったかな? 原作はR・ラドラムの『暗殺者』。
イタリアの近海で、マグロになりかけた男が漁船に拾われる。彼は記憶をすっかり失っていた。所持品はというと、各国のパスポートとか、なにやら怪しげな品ばかり。どうやらヤバイことの関わっていた模様。パスポートには「ジェイソン・ボーン」の名があるけど、それとて本名かどうかは怪しい。
それを裏付けるかのように、彼の周囲に次々と刺客が姿を表わす。しかし頭に記憶が残っていなくとも、体がしこまれた技術を覚えていた。それにより敵をしりぞけ、逃亡と探求の旅に出る主人公。なんかそれって『新ワイルド7』みたい(知ってる?)。

この『B・アイデンティティー』、特徴はよく言えばリアル、悪く言うと地味な所ですね。アクションものを見ていると、「そんなん、ありえねーだろ」というくらい、ヒーローが人間ばなれした体さばきをするじゃないですか(それはそれで面白いのですが)。比べて本作のアクションは、思い切りがんばって鍛えれば、「あ、おれもできるかもしれない」というものが多いです。マンガでいうなら、『MASTERキートン』に似た味付け。こうした「地味アクション」がジェイソン君と観客の一体感を強くしています。ヒーロー、ヒロインがさして美形でないあたりまで、リアルです。
主人公が敵の攻撃をかわしつつ、自分の記憶の真相に迫っていく流れが、まことにハラハラさせられます。大抵アクションヒーローというのは自信満々で、あまり自分の行動について悩まないものですが、ジェイソン君はなにせ記憶がまるきしないので始終揺らぎっぱなし。おのれのルーツを懸命に探っていく様子に、「がんばれ」と応援したくなること請け合いです。最後には軽いオチもあり。ただ、人によっては怒り出すかも。
もう一点リアルなのは、背景にセットが少なく、ヨーロッパ各国の様々な風景が楽しめるところ。自宅にいながら、さながら欧州旅行にでもいった気分。ああああああああ! 欧州行きてえええええええええ!
失礼。まあ、続編があるくらいですから、あまりひどいオチにはなりません。ていうか、続編なんか創るから、せっかく○せいっぱいのボーンご夫妻が、あんなことになっちゃうんじゃないですか。

そういうわけで『ボーン・スプレマシー』をご覧になられる予定の方は、まずこちらを見てからどうぞ。

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Comments

ああ~この映画、見られなかったんですよ、LotRと重なって!(でも重なってても何とか誘惑を振り切って観たのが「モンスターズ・インク」これ良かった!)
観たかったのに~。
「スプレマシー」を観る気になったらレンタルします。
「スプ」の方にはエオメル(カール・アーバン)が殺し屋で出てるんですよね。これも楽しみなのです。

Posted by: 高野正宗 | March 03, 2005 at 08:23 PM

エオメルって誰だ・・・・・・ (検索中)
ああ! エオウィンのいとこで最初ちょっとやな感じだった人ね。
この作品、スティーブン・ハンターとかフリーマントルとか好きな人は気に入ると思うんですけど、高野様はそういう「陰謀系」ミステリーはあんまり読まないんでしたっけ。でも『キートン』好きならたぶん面白いと思います。

>「モンスターズ・インク」
これわたしも好きです。不覚にも泣かされそうになりました。ディズニーアニメはほとんど食わず嫌いなのに、ピクサーは大好きというひねくれ者(笑) どこでもドア大量陳列のシーンは圧巻ですね。

Posted by: | March 04, 2005 at 09:35 PM

↑また名前忘れました。ボケか?

Posted by: SGA屋伍一 | March 04, 2005 at 09:37 PM

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