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February 05, 2005

いまごろ大河ドラマ『新選組!』を振り返ってみようのコーナー⑤

高視聴率とは裏腹に、わたしの周囲では急速に大河離れが起こっています。
そんな中、ひとりどっぷりと『義経』にはまっているのはウチの母。
やっぱ昔気質の人って、こういう親と子の可哀相なお話に弱いんでしょうかね。
「伍一、今日より母はなきものと思え」
べつに全然かまいませんけど。で、(ようやっと)5回目です。

#21 ああ、舞の海
上様が江戸に戻る事になり、京に残るかどうか迷う勇たち。そんなことなどお構いなしに、飲み歩いていた芹沢たちと総司は、行き会った力士たちと衝突。総司は野口をかばおうとして、力士の一人に傷を負わせてしまう。
21話になっても「新選組」の名称が出てこないという、『Zガ○ダム』よりも大変な事態に。勇と芹沢の地位が逆転した回でもある。
舞の海秀平氏がゲスト出演。葬式のシーンで親方が「あいつは小柄だけど面白い相撲を取るやつでね」なんてセリフに、神妙な場面なんだけどニヤリとしてしまった。「猫だまし」や「八艘とび」で土俵を沸かしてくれたのも、けっこう前の話になっちゃいましたね。
今回の重要アイテム:内山様印の六角棒

#22 目をさませ ソウジロウ
タイトルは小沢正氏の児童文学より。勇たちがおわびで誘致した相撲大会は大盛況。面白くない鴨ちゃんはお梅さんに乗せられて(あのひとはー あーくまー)大和屋に恐喝に行く。だが、それが彼の首を絞める結果になった。
又三郎といういけすかないキャラがいたが、あまりにも悲惨な形でもって退場。捨助が久々に再登場。前回の流れからして復讐の鬼になっているのかと思いきや・・・・ まあ、ここがヤツのいい所なのかもしれない。
鴨粛清のプロローグでもあるため、やや暗いムードが漂っていたが、それを吹き飛ばしたのが照英のオールヌード。元モデルなのによくやったなあと。そしてNHKがよく許可したなあと。
今回の重要アイテム:クロガミ関の手形(バッタモン)
死を告げるオウム(声・山口智充)が出てきたのもこの回だっけ?

#23 お花畑でほかされて
あるところにミカドさんと会津くんという仲の良いカップルがいました。そこへ自身満々でカン違い野朗の長州くんが割り込もうとします。が、あえなく敗退。長州くんは再度アタックを試みるも、突然横から入ってきた薩摩くんに「あきらめろ」と言われ、泣きながらお家にかえります。でもクラスメイトはなんでかみんな長州くんに同情的・・・という話。
松平さまに「運命の出会い」とか言われて感激する近藤さん。男同士でそれをやられると、ちとキモいです。
新選組が受け持たされたのが「お花畑」というのが失笑を呼ぶ回。ツボだったのは「桂を追い出せるかと思うと」とニッコニコの歳三。根に持つタイプとみた。
今回の重要アイテム:ひでちゃんの作ったオニギリ。総司許すまじ。

#24 鬼の居ぬ間の切腹
芹沢派排除に向けて本気で動き出す歳三。手始めに参謀役の新見を巧妙に追い詰める。事を知った近藤は激怒。だが既にそれは会津により決められていたことだった。
三谷さんはこのドラマを「小学生に向けて書いている」と言っていたが、全編通じて一番教育的によろしくない回。あんなワル、こんなワル、とワルの見本市状態。そんな中頭一つ抜けていたのが歳三。法度を利用してうまく罠にはめる、これぞまさしく法度トリック! え・・・ ぼくも切腹ですか? 
ちなみに本物の新見さんは芹沢に負けず劣らずのランボー者だったそうです。あと竜馬が腹踊りとかしてヤケになっていたのは、旧友の多くいる土佐勤皇党壊滅の報を聞いたからかもしれません。
今回の重要アイテム:又三郎のおサイフ

#25 さよなら精忠浪士組
いよいよ芹沢粛清の決断を迫られる勇。かたくなに拒んでいた彼だったが、もはや覚悟を決めた芹沢の真意を知り、鬼になることを決意する。
物語前半のクライマックス。本作の主要人物はみんな好きだけど、誰が一番印象に残ったかというと、やはり佐藤浩市の芹沢鴨でございました。最後を前にひと時安らぐ彼とお梅さんに、「俺たちに明日はない」のボニー&クライドが重なります。「新選組」の名称を聞かされて「いい名前じゃねええか」と言うところも、涙を誘われた。
そういうわけでお梅さんを含め、芹沢派の他の面々ともお別れ。××だったはずの野口くんはなぜか生きながらえたようで。しかしこの後水戸に戻ってもそれはそれで大変なんだけど。
今回の重要アイテム:鴨ちゃんがずっこけたひょうたん

あー、なんとか予想通り予定をずれ込みながらも、半分まで参りました。こっから先は記憶も多少しっかりしている・・・といいなあ。しつこいようですが、間違いがありましたら訂正よろしくです。

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Comments

しばらく「大河」の更新がなかったのでやっぱり「義経」始まっちゃったし、公式HPは消されちゃったし……。このコーナーも消滅するのかしら? と気になってました。相変わらずタイトルいいですねぇ。次回も楽しみにしてます。

Posted by: kakakai | February 06, 2005 at 08:47 AM

おはようございます(さっき起きた)・・・
(^^)(^^)楽しみにしてました。
うん、確かに記憶が段違いにはっきりしていますね~!(すみません。でも記憶がないと仰りつつ、これまでのものも素晴らしゅうございました)
「お花畑でほかされて」ここまでの最高ウソタイトル。「ああ舞の海」元ネタわかる人にはもっと面白いですね。
ドラマとしても実は一番面白かったのがこの鴨編ですよね。鴨さんが一番よかったし。レビューにもリキが入りますね!
しかしあの帝、本当にどうしてあんなに容保様と仲がおよろしいんでしょうね?きしょいぐらい。
今回は「伍一・・・」にムチャクチャ受けました。
やっぱああいう大河って客層別なのかも?

Posted by: 高野正宗 | February 06, 2005 at 12:56 PM

>kakakaiさま
ご心配してくださってありがとうございます。これでも男子の端くれなので、始めた以上は最後までがんばりたいと思います。過激浪士とかに斬り殺されたりしなければの話ですが。
ご迷惑でなければ、近日中にそちらのブログにもお伺いしたいと思っております。

>高野正宗さま
>お花畑でほかされて
訳は村上春樹氏にお願いしました(ウソ)
>鴨編
三谷さんの鴨ちゃんに対する愛情の深さが伺えます。しかしこの描写のきめ細かさは、いささかえこひいきが過ぎる気も(笑)
>母
昨日もらった大根の煮物が大変おいしかったので、「やっぱり僕マミーがいないと生きていけない!」と言っておきます。

Posted by: SGA屋伍一 | February 07, 2005 at 08:20 AM

今日明日と京都に行ってきます。とりあえず、目的地は壬生です。ほかはそこから徒歩で歩くとどんな感じなのかなあとぶらぶらしようと思います。実地で新選組に触れるのは、京都生まれなのに初めてという不届きものです。

Posted by: kakakai | February 12, 2005 at 08:59 AM

かつては厄介もの扱いされ、京の人々からひんしゅくを買いつづけた新選組ですが、果たして今のご当地の方々はどんな印象をもってらっしゃるのでしょうか。壬生も昔とはだいぶ様変わりしたことでしょうけれど。「あることないこと」でのご報告お待ちしています。

京都は今年も大河で、色々とスポットを浴びる事が多いのではないでしょうか。この項の二つ上に紹介した『パッチギ!』も京都が舞台でした。どうやら都にもあまりお上品じゃない方たちがいらっしゃったようで(笑)

Posted by: SGA屋伍一 | February 12, 2005 at 05:47 PM

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