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January 12, 2005

いまごろ大河ドラマ『新選組!』を振り返ってみようのコーナー②

ぼちぼち巷では、例の悲劇のお坊ちゃまの話題で盛り上がっているころ。
「古いやつだとお思いでしょうが」ひとつ付き合っておくんなまし。

#6 カピラ対ナガクラ
出張稽古に行った勇と歳三は、その帰途で異人襲撃計画を偶然知ってしまう。その標的はハリス知事の通訳、ヒュースケンだった。手塚治虫の『陽だまりの樹』ではめちゃくちゃイヤなやつだったヒュースケン。こちらではうってかわって、ずいぶん好人物にアレンジされている。日本を愛しまくり、ついでに日本の女性も愛しまくる。そんなカピラJに、ヒュースケンというより、みなもと太郎先生書くところのシーボルトを思い出してしまった(高野さま、すいません)。
「お前、本当は日本人だろ」「こいつ、おれたちより年下だぜ」歳三のツッコミが冴える。
この回の重要アイテム:ヒュースケンのマント

#7 ひとつ屋根の下 幕末編
4代目襲名のパーティー会場となった宿で、勇は竜馬と再会。土佐勤皇党のやり方を巡って口論となる。この回はどうしてこういう流れになるのか、よくわからなかった。ただ、小ネタにはなかなか面白いものが多い。政論をふってコンパにふられる山南さんや、「多摩勤皇党」(笑)など。あと、アゴのでかさで知られる武市半平太が1カットだけ登場。できればアントニオ猪木に是非演じて欲しかった。
この回の重要アイテム:ドクロのアップリケ 「これだけは得意なんだ」 そうか、これで上手なつもりなんだ・・・

#8 生麦酒事件
石田散薬の出張販売に出かけた近藤勇一行。行った先で、なぜか異人とたちと酒を酌み交わすことになる。だがその異人たちは勇の目の前で斬られてしまった。この回に出てくる伊藤軍兵衛という御仁、なんだかリストラにあってノイローゼになってしまったサラリーマンのよう。今の世相を重ねているのか。あと、勇と歳三が第1話で拾った物体がなんだったのか明らかになる。床に転がっていたビンの中に、生ビールがあったかどうかは不明。
この回のバッドアイテム:大量に余ってしまった(またしても)石田散薬

#9 大福はどこへ行った
出自のことがもとで就職がフイになってしまう勇。歳三も女関係が原因でボコスカにされる(自業自得)。二人が悶々としている裏で、山南がなにやらちょこまか動き回る。彼の目的は? ようやくホームドラマ編(勝手に命名)が終了。視聴者としては「やっとか」とかという感じだが、出番縮小を余儀なくされるつねちゃんはかわいそう。考えてみればこのとき左之助がつまみ食いをしなければ、新選組が世に出ることも池田屋事件もなかったわけで、偶然ってこわいなあとつくづく思う。が、それはそれで無問題では、という気もしないでもない。
この回の重要アイテム:(言うまでもなく)大福 

#10 おれたち欠金族
いよいよ浪士組参加に向けて動き出す試衛館の野郎ども。ひとり「年少だから」ということで外された総司はぐれてしまい、非行の道に走る(ウソ)。この沖田のキャラ、藤原竜也くんがやっているせいで、だいぶイヤな部分が目立たなくなっていると思う。とりあえず、藤竜也との区別はつくようになった。すごく調子のいい松平上総介さまが素敵。この役者さん、普段はもっとかっこのいい役やってるのではなかろうか。
この回の重要アイテム:剃りあとの痛々しい総司の月代

#6~#8などはメンバーの加入以外は、まあ無くてもいい回なんだけど、この辺を見ておくことでいっそうキャラへの愛着が強くなり、その分終盤がつらくなるというねらいかもしれない。三谷はん、あんたもあこぎやね。

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Comments

だめだもうホントにだめだ(笑)
は、腹が。
次々と繰り出されるタイトルに腹が限界!今丁度お腹一杯でますますくるしー!!
しかもますます「重要アイテム」の項目が重要だ!
ヒュースケンのマント、これは、「気の長い伏線だなあ」と思ってました。草Nぎ君の洋装までこのマントを憶えていた人は少ないんじゃあ?
>シーボルト
いや、私もそう思いました。言い換えれば、もう私の中であのシーボルトは「日本を愛する外国人」のスタンダードです。
とはいえ、日本人が、「日本を愛する外国人好き」なのもチョット、な時もあるとは思いますが。
その点、『ふぉん・しいほるとの娘』なんか、再会シーンしか読んでませんが、結構キツかった気が。
多摩勤皇党・・・気づかなかった!不覚!
ああくやしいな、9話、確か録画がなくて、よく憶えてないんですよ。運命のつまみ食いなんですね。
藤竜也・・・元祖NH〇のタツヤですね。藤原君はあの中では一、二の演技力でしょう。彼と並ぶと可哀相な人が一杯いたように思います。
しかし本当に、記憶と公式サイトだけでよくここまでお書きになれるものです。私も録画し始めたのは鴨暗殺からで、それ以前は他の方に頂いたのを見直したんです。
確かに、この10話ぐらいまでは時々寝そうになる時もあったし、母ちゃんとの確執にここまで時間取らなくてもと思ったし、一応これは伏線で最終回に繋がっても、その最終回の処刑シーンも「ありえねえ!」だったし、結局は私のベストは鴨暗殺。あれは良質の犯罪ドラマでした。
次も待ってます!

Posted by: 高野正宗 | January 12, 2005 10:30 PM

毎度おおきに。
>ヒュースケンのマント
あ、そうか。これがあそこにつながるのか・・・(言われて気がついた)
>大福
つねちゃん、邦衛から「勇とお食べ」と大福をもらう

そのあと山南から「これを近藤さんに」と募集要項を渡される

手紙は握りつぶすつもりで、大福の下に敷いて、神棚にいれておく

腹の減った左之助、大福の匂いをかぎつけて勝手にゲット。神棚はあけっぱなし。

そこへ勇が帰ってきて、神棚を閉めようとすると・・・

という流れだったかと。
そろそろ、というかすでに記憶違いも色々あるやもしれません。見つけたら是非ツッコミおねがいします。

Posted by: SGA屋伍一 | January 13, 2005 07:50 AM

>マント
「これ、どこで売ってるんだ」
がとうとう明らかにならなかったんですね。最初の時も、Kなぎ君にも訊いていたのに(笑)
>大福
「すべてはこの手紙」ですね。なるほどこうだったのか。
ヤマナミさんが持ってきた、ってことで、きっかけを作った人が最後には・・・というのが狙いなんでしょうが、これももう、あそこまで行っちゃったら憶えてる人は少ないでしょうねえ。
結局、M谷作品って、観る人を選ぶのかしら。

Posted by: 高野正宗 | January 13, 2005 07:13 PM

>洋装
おそらく無理を言って良順さんあたりから、もらったんじゃないでしょうか。
座談会で山本くんが髪を染めているのに違和感があったけど、ハイカラな土方のことだから、もしいまの時代に生まれていたら、茶髪くらいやってたかもしれませんね。

>観る人を選ぶのかしら。
うーん、まあ「細かい伏線とかいちいち覚えてらんね」という人にはむかないでしょうね。今回もひっぱりすぎたり、放置されたり(笑)。でも1年通してよくまとめたほうだと思います。

Posted by: SGA屋伍一 | January 14, 2005 09:14 PM

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